トピックス

2020.11.25更新

 本日(11月25日)東京新聞朝刊の「こちら特報部」に当事務所の泉澤章弁護士のインタビューが掲載されました。
 桜を見る会の前夜祭において5年間で不足分の総額800万円を補填していた疑いがあるとして、安倍晋三後援会の秘書や会計担当者ら関係者を東京地検特捜部の事情聴取していた事が報道されました。
 泉澤弁護士も参加する「『桜を見る会』を追求する法律家の会」では不足金額の補填が公選法が禁じる有権者の寄付行為にあたり、政治資金収支報告書への不記載を政治資金規正法違反であると刑事告発してきました。
 報道によると東京地検の事情聴取に安倍晋三前首相の関係者らは一部補填した事実を認めているようです。国会で虚偽答弁を繰り返していたことになる安倍前首相の疑惑は濃厚ですが、当時官房長官として答弁した菅首相の責任も問われます。インタビューの中で泉澤弁護士は「安倍政権の官房長官として対応した菅首相に責任がないわけはない。この問題が終わったかのような姿勢は許されない」とコメントしています。

東京新聞こちら特報部

投稿者: 東京合同法律事務所

2020.09.23更新

泉澤章弁護士が取り組んでいる「桜を見る会」の問題について9月19日(土)にTBS「報道特集」にて放映されました。

youtubeの公式アカウントより、ご覧いただけます。(9:20~(泉澤弁護士のコメントは11:00~))

 

投稿者: 東京合同法律事務所

2020.09.17更新

泉澤章弁護士が『桜を見る会』の問題についてTBS「報道特集」のインタビューを受けました。

菅政権に変わり新しい内閣が組閣されましたが、安倍政権による政治の私物化については、これからも追求していかなければなりません。

9月19日(土)17:50頃からの放映です。

https://www.tbs.co.jp/houtoku/

 

 

投稿者: 東京合同法律事務所

2020.05.22更新

泉澤章弁護士が取り組んでいる「桜を見る会・前夜祭」を刑事告発したことについてYahoo!ニュースに報じられました。
ぜひご覧ください。

TBS NEWS:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200522-00000002-jnn-soci

日テレNEWS24:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200521-00000607-nnn-soci

FNN PRIME online:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200521-00144578-fnn-soci

時事通信社:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000067-jij-soci

TBS NEWS:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200521-00000037-jnn-soci

投稿者: 東京合同法律事務所

2020.03.31更新

 週刊金曜日3月27日(1274)号に、『「桜を見る会」を追及する法律家の会』呼びかけ人の一人、泉澤章弁護士のインタビュー記事が掲載されました。

 

現在、「桜」問題の疑惑の中心にいる安倍晋三首相の刑事告発の準備を進めていますが、告発だけに追わらせず、多くの市民とともにさらなる運動の広がりが必要です。

 また、「緊急事態」のたびに社会がおかしくなった歴史があります。新型コロナウイルスに関し、「緊急事態宣言」が出されることになった時には、国家賛美の風潮が高まる危険性もあります。〝惨事便乗型〟政治を許さず、一国の首相による法違反疑惑を放置してはいけないのです。

※記事では、安倍首相の法律違反疑惑の犯罪構成要件が詳しくまとめられています。

 

記事の詳細は以下です。

週刊金曜日3月27日(1274)号https://www.fujisan.co.jp/product/5723/?switch_for_product_ab=0

 

投稿者: 東京合同法律事務所

2019.10.21更新

当事務所の樋谷賢一弁護士水口瑛葉弁護士が執筆者に名を連ねる『消費者相談マニュアル〔第4版〕』(東京弁護司会消費者問題特別委員会編、商事法務)が発刊されます。

本書は消費者事件の実務に精通した弁護士たちによって執筆され、民法(債権法)・消費者契約法・特定商取引法などの法改正に対応して最新の法令・判例・被害情報を網羅した被害者救済に必要なエッセンスを集約した消費者事件処理必携の書と言えるものになっています。

樋谷弁護士水口弁護士は東京弁護士会の消費者問題特別委員として活躍しており、当事務所では坂勇一郎弁護士とともに投資詐欺や悪質な訪問販売など消費者問題の被害救済を専門の1つとしています。このほかにも商品の欠陥や解約トラブルなど消費者事件といわれる問題でお困りの際はご相談下さい。

投稿者: 東京合同法律事務所

2019.09.13更新

投稿者: 東京合同法律事務所

2019.08.02更新

弁護士 藤本齊

 昨年来、目立たないけど見といてよかったと思う映画が不思議と多かった。それらの中で法律家として興味深かったのが二つ。いずれも、米国史上二人目の女性の連邦最高裁判所判事のルース・ベーダー・ギンズバーグ(RBG)さんをテーマにしたものです。片方は、実の甥の脚本にかかる“現在生きている最も偉大な女性のひとりの誕生物語”と銘打たれた『ビリーブ-未来への大逆転』。もひとつは、実際の彼女と関係者らを取材したドキュメンタリー『RBG-最強の85才』。

 今年の3月に86才になった彼女は、ブルックリンのユダヤ家系の生まれで、まだまだ女性が学ぶこと自体が難しく実際ごく少数だった時代にコーネル大学に入り、後にニューヨークで弁護士となる夫と学生結婚し子育てもし、また、夫の看病もしつつ、ハーバード・ロースクールからコロンビア・ロースクールに移り、そこをトップで卒業し、性差別の裁判等に関わり、「女性の権利プロジェクト」の立ち上げに尽力し、その弁護士として法廷に立ち、多数の事件に関与し、連邦最高裁で弁論を行った6件中5件で勝訴し、全米での女性の権利のためのたたかいの中心ともなり、80年にカーターからワシントンDC控訴裁判所判事に指名され、93年にクリントンから連邦最高裁判事に指名され、その職務を精力的にこなし、少数意見はじめその鋭い見識が社会的にも専門家らからも尊重され、いくつかのガンや病を克服し、筋トレとストレッチに励み、トランプの人事のおかげで一層少数派となったリベラル派判事たちのある種最後の砦ともなって、体力が自分を支えてくれて闘える間は絶対に辞任しないと豪語しつつ、いつの間にか「悪名高きRBG」とあだ名されるメディアの寵児ともなり、彼女のモノマネをする芸人や名入りのTシャツや人形、キーホルダや彼女が使う法服の“襟飾り”などなどのRBGグッズも出て、今やある種のかわいげとすごみのある86才として全米の流行人気スターみたいなことにまでなっちゃっているようなのです(この夫がまたユニークで実に楽しい)。
 その彼女、当然若い頃から、特に女性の権利問題を中心としたたたかいの、静かだけれども鋭い中心的存在でしたが、時代はまだまだ女性の社会的役割や権利についての古い固定的なジェンダー観が制覇していた時代でしたから、たたかいは困難を極めていました。それなりの裁判官たちでさえも、「それは、女性差別ではなくて、男女の違いを考慮した結果からくるそれなりの区別取り扱い、配慮として正当なものではないかい?」という域を出るものではなかったのです。社会的にもまだそうでしたが、裁判官達の世界はもっと保守的という側面もあって、大変だったわけです。
 そうした中で、彼女が目を付けたのが、色んな保護や補助の制度の中からこぼれ落ちてくる男性の権利の問題でした。
 例えば、妻と死別し幼い子の子育てと仕事の両立の困難を抱えて窮地にある男性に、夫と死別した女性と同等の給付金が支払われるべきではないか、また例えば、母親の介護で仕事を制限せねばならなくなっても、女性や妻を亡くした男性なら税の控除が受けられるのに結婚したことがない男性だと受けられないというのは不合理な差別ではないか、等々の主張につながる事件を発掘し当事者を励まして勝訴に導き、それらの訴求力をも活用して、更に世論をおこし、議会でも性による差別となっている法条項を何十何百と改正させていく運動に成功していきます。正されねばならなかった事柄の大半は、勿論、女性差別の是正と女性の権利の実現に繋がるものとなるわけです。
 うん? これ、似たような話を、どこかで聞いたような・・・? 

 戦後直後に出来たうちの事務所や再建された自由法曹団の弁護士たちは、松川事件(1949年、東芝労組と国鉄労組を狙い撃ちして権力側が謀略を巡らして列車転覆等を起こしておいて共産党員活動家らにその罪をかぶせようと証拠隠滅から自白のねつ造からありとあらゆる形での権力犯罪を含んでデッチ上げた弾圧冤罪事件。弁護団には、うちの岡林・大塚・後藤はじめ全国的に実に広く結集。当初死刑5名無期懲役5名を含み20名全員有罪(うち女性1名)。63年、二度目の最高裁で全員無罪確定。山本薩夫監督、三國連太郎・花沢徳衛・伊藤雄之助はじめ驚くべき名優たち満載の東映映画『にっぽん泥棒物語』で描かれて有名。こんなにある意味奇想天外極まりないコメディタッチの物語なのに、実に実に細部に至るまで史実に忠実な映画でして、未だに感心します。)はじめ、全国各地での弾圧事件や労働事件などのたたかいでテンテコ舞いでしたが、当時から、岡林さん達先輩たちは並行して八海事件・仁保事件その他のいわゆる一般刑事事件でのえん罪事件に取り組み始めていました。岡林さんの「苦しい最中に何故そんな事件までという苦情も出たが、裁判所もまちがうものだということを知らせ裁判所の公正という幻想を打ち破るためだ」とか、「なぜ自分は八海をやるか、松川のために八海をやったんだ」という言は、岡林さんの著書『われも黄金の釘一つ打つ』や事務所の史誌『右往左往30年』などにも出ています。
 私も直接聞いたことが何度かあります。「日本中で、特に政治的でもない普通の事件で、無実の人が無罪にならないでたくさん苦しめられている。そういう裁判が充満している中で、なんで最も政治的に先鋭で権力が意識的に謀略を仕掛けてきている弾圧事件の方だけが突出して勝てると思えるのかい?」と言うのです。八海を一つのきっかけにして、自由法曹団も事務所も国民救援会も一般のえん罪事件にも集中的に力を注ぐようになりました。日弁連自体も含めて法律家と救援運動の全体の構造が、えん罪全般に対するたたかいの中で、弾圧事件のえん罪性をも晴らしていくものとなってきたのです。
 まだまだ力を注ぐ必要は続いていますが、それらの実りは確かに大きくありました。
 そして、これ、どこか、RBGさんの戦略にも通じるところありと感じませんか。
前線での果敢なたたかいとともに、一歩どころか最も基礎的な線にまで引いた地平でのたたかいをも重視し、より広く共通の基盤を打ち固める地味だが基礎的なたたかいを、共々にたたかい抜く、われわれも受け継いできたはずの、そういう幅広く底深い構造をもった伝統と智恵を是非のばしていきたいものです。

 再びRBGの言に戻りましょう。「区別の名の下に差別することは、女性の権利の後押しではなくて篭への閉じ込めなのだ!」
 微笑ましくも威厳ある86才、万才!

「事務所ニュース」136号(19年8月1日号)の「随想」欄の方の冒頭近くでは「現在唯一(米国史上二人目)の女性の連邦最高裁判所判事」となっていますが、誤りですので、お詫びして訂正します。正確には、最初の女性のサンドラ・オコナーさんが辞職されたあとRBGさん一人になったのですが、その後、オバマ大統領によりソニア・ソトマイヨールさん、エレナ・ケイガンさんの二名の女性が指名され、現在九名中三名になっています。塚原英治さんの指摘により気付きました。ありがとうございました。

 

投稿者: 東京合同法律事務所

2018.09.10更新

市橋耕太弁護士のコメントが弁護士ドットコムで紹介されました。

弁護士ドットコム:「教員に「変形労働時間制」は現状追認だ 「給特法」見直しなくして働き方改革なし」https://www.bengo4.com/c_5/n_8490/

学校の先生方の長時間労働が以前から問題になっています。

昭和46年に制定された給特法※1 の規定により、①生徒の実習、②学校行事、③職員会議、④非常災害等、の4項目以外には時間外労働を命じることができないことになっているのですが、ここには部活動や授業の準備などが含まれていません。残業代を支払わない代わりに給料月額の4%に相当する「教職調整額」を支給するという規定により、部活動の指導や教材作成にいくら時間を割いても残業代は支払われず、長時間労働の原因となっています。

文科省は、「働き方改革」として繁忙期には1日の労働時間を8時間に縛られずに決めて良いとする変形労働時間制を教員にも導入しようしています。1年中、長時間労働が生じている学校現場の実態に対して「繁忙期なのだから1日10時間働かせても良いのだ」と現状を追認するもので、過労死の危険さえあるものです。

真に教員の長時間労働を是正するには、労働時間を抑制し管理するインセンティブを失わせている給特法について正面から議論し、また、一人ひとりの教員の業務の総量を減らす方法を検討すべきです。

 

※1:法律の正式名称は「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」といいます。

投稿者: 東京合同法律事務所

2018.04.19更新

当事務所の市橋耕太弁護士の担当した残業代支払い請求事件の勝訴会見の様子が記事になりました。
記事の全文は下記リンクよりお読みいただけます。
https://www.bengo4.com/c_5/n_7743/

↓会見の様子ですcamera

記者会見の様子(向かって右側が市橋弁護士です。)

 

投稿者: 東京合同法律事務所

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