2006年6月3日にシンドラー社製エレベーター事故で高校生が亡くなってから14年が過ぎました。
今年の6月3日「港区安全の日」は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け、港区と赤とんぼの会が毎年共催してきた講演会は中止となりましたが、献花は行われ、赤とんぼの会の冊子「シンドラー社製エレベーター事故から14年 安全な社会づくりを目指して」も例年どおり発行されました。
冊子は、遺族のご挨拶「この事故の教訓をエレベーターの安全に活かす」と港区長のご挨拶「6・3安全な社会づくりを目指して」から始まり、支援者の方々やJR福知山線脱線事故遺族の文章、赤とんぼの会の活動記録などが収録されています。
安全な社会づくりを目指す貴重な記録ですので、ぜひ多くのみなさまにお読みいただきたいと思います。
私は「エレベーターの戸開走行保護装置における国土交通大臣認定の仕様への不適合について」という文章と昨年10月29日に行われた学習会での私の講演の記録を載せていただきました。この講演は、この事件の刑事裁判で明らかになった事実と露わになった課題を私なりに総括してみたものですので、あわせてお読みいただければありがたいと思っています。
冊子は1冊300円です。冊子のお問い合わせは、赤とんぼの会のホームページ(https://akatonbo-6ten3.org/)へお願いいたします。
赤とんぼの会HPの出版物購入コーナー
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