5月22日、高度プロフェッショナル制度の導入に反対する集会が日比谷野外音楽堂で行われ、当事務所からも多くの所員が参加しました。野党国会議員、労働組合、過労死を考える家族の会、学者などそれぞれの立場から高プロ廃案・強行採決絶対反対の発言があり、当事務所の市橋耕太弁護士が集会のアピール案を読み上げました。
↑※市橋耕太弁護士の発言は1:04:30頃からです。
電通(東京都港区)などの過労死事件が社会問題となり、長時間労働を規制して働く人の命を守るための施策が求められていました。
しかし、政府与党が25日にも強行採決すると報じられている働き方改革一括法案には、労働基準法の規制を外して↓の①~③を認めてしまう高度プロフェッショナル制度が含まれています。
①24時間連続で働く(休憩無し)
②残業を月に200時間行う(※月80時間以上の残業をすると、過労死の危険が急激に高まると言われています)
③24日間、休み無しで働く
過労死を無くすのではなく、無制限に働かせることでむしろ過労死を促進する法律を政府与党はつくろうとしています。
働く人の命を危険にさらす法律を作ろうとする動きに、市橋耕太弁護士はじめ当事務所所員も反対しています。
リンク:高度プロフェッショナル制度についてはこちらの記事もご参照下さい。
https://www.tokyo-godo.com/blog/2018/05/post-34-601231.html
リンク:集会を主催した日本労働弁護団HPです。