えん罪被害者をすみやかに救済するためには,再審法を改正し,再審請求手続における全面的な証拠開示の制度化,再審開始決定に対する検察官による不服申立の禁止が必要です。えん罪被害者の一刻も早い救済のために再審法改正を実現させようと、3月18日(土)に 「東京三弁護士会再審法改正実現シンポジウム~再審法改正の実現に向けて~」が行われ弁護士泉澤章がコーディネーターとして参加しました。
袴田事件の袴田巌さんの姉の袴田ひで子さんもビデオメッセージで参加しました。
集会では、袴田事件の再審決定にかかわった村山浩昭元裁判官も登壇し、検察の抗告を批判しました。週が明けた3月20日、検察官は特別抗告を断念し、やっと再審公判が開かれることが決まりました。袴田さんのようなえん罪被害者を迅速に救済するため、一刻も早い再審法の改正が求められています。