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2020.03.24更新

当事務所の馬奈木厳太郎弁護士山﨑大志弁護士が、選挙ウォッチャーちだい氏の代理人を務めていた裁判で勝訴しました。

・裁判の概要
 NHKから国民を守る党及びその党首である立花孝志氏が、フリーライターである選挙ウォッチャーちだい氏を名誉毀損で訴えていました。
 N国党及び立花氏は、ちだい氏が「今回の傷害事件を起こした立花孝志区議」との虚偽の記述をし、意図的に貶めようとするものであり、名誉を棄損すると主張していました。
 裁判所は、上記の記載部分だけ切り取るのではなく、本件記事の終盤での記載であり、小見出しなど目立つ形で記載されているわけでもなく、本件記事の具体的な内容を受けたものであって、「本件騒動を起こした原告立花及び大橋」という意味で解釈されるものと判断して、本件騒動があったことは虚偽ではなく、真実であると認定しています。
 そして裁判所は、記載されている事項は、公共の利害に関するものであり、公益目的もあるので、違法性がなく、不法行為にはあたらないことを結論づけています。

・判決の意義
 ちだい氏は、誰よりも早くN国党について取材して社会に発信してきました。ちだい氏は、批判的にN国党について記事を書いていたところ、今回のような名誉棄損訴訟を提起されたのです。
 提訴されただけでも、記事を書くことを委縮してしまう人がいるなか、ちだい氏は、記事を書き続けながら、勝訴を勝ち取ることができました。
 ちだい氏の表現活動を守ることができたのが、判決の意義だと思います。
 また、本判決は、ちだい氏にとってだけではなく、広く一般の人々にも意義のある判決でした。
 政党への批判など、公共の利害に関する事柄については、批判的なものも含めて多様な言説が流通することは、市民が多種多様な情報を加味した上で意思決定できることに寄与しますので、民主主義にとっても有益です。
 今回の記事は、まさに市民に多種多様な情報を提供する目的を有するものであり、批判的な表現の自由が守られたという意味でも貴重な判決です。

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投稿者: 東京合同法律事務所

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