自由法曹団東京支部第38回総会(2010.2.27)で支部長を仰せつかりました藤本齊です。みなさま、宜しくお願いいたします。
日本近現代史上、明治維新・戦後改革に次ぐ三回目の、しかし投票による平和的なという点では初めての、その意味でとても重要な、本格的政権交代を経験している時代です。平和と民主主義の諸問題をめぐっても、人々の自由と権利をめぐっても重要な課題が一挙に吹き出して来ています。
また、東京をめぐっても、我々東京支部とその団員たちは、石原都政によるオリンピック誘致問題や築地市場移転問題を始め大小さまざまな都民や東京に働く人々にとっての自由や生活と権利をめぐる諸問題に、微力ながらも力を尽してきたし、満足は出来ないにしてもそれなりの成果も上げてきたと自負してもおります。来年は、都知事選挙の年でもあり統一地方選挙の年でもあり、嫌が上にもこの東京をめぐる諸問題が重大な局面を迎えるときでもあります。
世界が、グローバル化の中での新自由主義や新覇権主義がもたらした荒廃の中から持続可能な世界を目指して、上から下までありとあらゆる局面での大きな転換を、ジグザクシしつつもゆっくりと着実に遂げようとしているその中で、日本と東京をめぐっても大きな節目を迎えているだと思います。
戦前から、自由と民主主義、人々の自由や生活と権利のために、実務法律家としての立場から、人々の力の充実に役立ちたいと考えてきた私たち自由法曹団の東京支部とその団員たちは、そのような現時代の要請にも力を尽して応えていきたいと考えておりますので、みなさま、引き続き、ぜひ宜しくお願いいたします。
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