6月10日(土)田町男女平等参画センターに於いて、みなと9条の会第6回集会が開催され会場一杯の150人が集いました。
会長にジェームス三木さんが就任され、今回は「劣化ウラン廃絶みなとネットワーク」の方々との共催で、「憲法9条を世界の宝に」ー心をつなぐみんなの集いーと言うテーマで、仏教・キリスト教双方の僧侶・司教の方から、憲法9条について講演頂きました。
日本山妙法寺僧侶の木津博充師は、沖縄での不当逮捕の貴重な体験から「歯止めなき権力の暴走・弾圧を受けても、警察官や何人に対しても、一片の恨みなく最後まで『非暴力』で礼を持って接して参りました。そうすると、相手も必ず変わってくる。」と、『非暴力』の大切さを訴え、日本カトリック正義と平和協議会会長の松浦悟郎司教は、そもそも憲法の精神は、「国家が戦争を放棄する」という柱である。国は、国民を守ってはくれない。権力によって暴走する事を防ぐ為、主権者である国民が国を守るのである。それが、「憲法」!。その憲法を守る一点で、宗教者は手をつなぐ!と、講演。

講演中の木津博充師

講演中の松浦悟郎司教
また、生き残った元特攻隊員の松浦喜一さん83歳(港区在住)は、ご自分の悲惨な体験から「戦争だから仕方ない」という言葉が常識でまかり通っていた時代だった。しかし、そんな戦争は、絶対にやるべきではない。戦争体験のない政治家ばかりが増えてきた今、何の為の自衛なのか?と、力説した。その後松浦さん著書の「戦争と死」を、俳優座女優の高山真樹さんが抜粋で朗読。会場では、目を伏せながら当時に思いを巡らせる「時間(とき)」となり、改めて惨く悲しい戦争の現実に、虚しさと怒りが湧き出てきました。

松浦喜一氏(手前)と高山真樹さん(左奥)